2012.10.01 Monday
白水沢 前編
札幌の白水沢を遡ってきました。
札幌近郊でもっとも美しいと言われる沢です。
定山渓温泉の少し奥、無意根山に続く沢ですが、まずは国道から白水沢林道を歩きます。
どこから沢に入渓してもいいのですが、15分ほど歩いて沢登り開始。
最初は川幅も広い普通の沢。
しばらく歩くと現れた砂防ダム。
なにげにこのダムを越えるのに一苦労・・・
沢登りでダムがでてくると、ちょっとがっかりします。
素直に、この砂防ダムを越えるまでは林道を歩いたほうがよさそうです。
ダムを越えると快適な沢登りが始まります。
美しく、延々と続く滑滝。
もちろん滝も。
白水沢は「赤」が美しいのが特徴。
他の沢とはちょっと違います。
今年はなかなか始まらない紅葉ですが、山の中腹でようやくきれいに色づいてました。
そしてこの白水沢の核心部ともいえるのがこの函。
もう沢の中を気持ちよく泳げる水温ではないのですが、この函だけは濡れずに回避するのは難しい・・・。
超高巻きで逃げることもできなくはないのですが、ここは潔く入水!
狭く、深い函なので水の流れも速く手強い核心部。
水も冷たいのですが気合いで函を泳ぎ、滝に取り付いて攀じ登りホッと一息。
白水沢で一番デカイ大滝。
この滝を越えて少し登ると大きな土管が現れます。
この土管の上に林道があったのですが、荒廃して土もすべて流され土管がむき出しになってます。
ここが白水沢での沢登りの一般的な終了点。
ここから荒れ果てた林道を辿って宝来小屋まで戻り林道を下ります。
しかし、時間と体力と気力に余裕があれば?ここからさらに先に進みます。
歩き始めてここまで2時間40分ほど。
当然ながら、先へ進みます・・・。
後半へ続く